昨晩友人と飲酒していた際、ふと何の気なしに思い出した話である。
いつか私の弟が高円寺にあるミャンマー(昔はビルマ)人のお店にいった時、在日ミャンマー人は鎌倉の長谷の大仏にお参りに行くのだという。鎌倉の大仏は異郷で暮らすミャンマー人の心を捉えているのだと。なんでも顔が故国の仏像に似ているのだとか。
そして昨晩の飲み屋にはミャンマー人女性が二人働いていたので、その旨聞いてみた。ちなみに店はミャンマー料理とは何の関係もない、池袋にある1951年創業の大衆居酒屋である。
オレ:「あの、あなたミャンマーの方?」
ミャンマー人女性1(以下1):「そうです」
ミャンマー人女性2(以下2):(頷く)
オレ:「ところで、やはり鎌倉の大仏にお参りに行くんですかね?」
1:「鎌倉の大仏は行きます」
2:「あと成田山にも行く」
オレ:「やっぱり、ミャンマーの仏像と顔が似ているから?」
1:「そう、日本のミャンマー人みんな鎌倉に行く。」
2:「あと仏像は金色じゃないとだめね。」
オレ:「へー。(鎌倉の大仏ってくすんでないかい???)」
目の前で友人は私が答えを誘導していると疑っていたが、そんなことはないのである。そこでいろいろとネットで検索をかけてみた。
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Wikipediaの記述。
鎌倉といえば小学校5年生の遠足で行ったなぁ。
そのときは外国人観光客が一杯いた。
その後十数年前に一度行ったがミャンマー人がいた記憶がない。
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確かに鎌倉の大仏と顔が似ているようないないような・・・
しかしミャンマーっていうところは信心深い国なんだね。
異国に来ても信心を忘れない。
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ミャンマーの大文学者や通訳の方まで鎌倉を目指すとは・・・
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鎌倉の大仏の置物を拝んでいると日本に行ける。
お導きがあるんでしょうか。
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鎌倉の大仏の中に入れない、大仏の饅頭が食べられない。
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鎌倉の大仏はミャンマー人の天竺なのかもしれない。
しかし逆方向だ。
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